色彩学校のこと

これはそもそも10年ほど前の話から始まります。

オーラ写真の撮影に始まり、色に興味が向いていたころ。

ネットで「色彩学校 」に出会いました。

元々色彩学校というのは末永蒼生先生がやっていた子どもの絵から心理を読み解く色彩心理の研究が出発点。

いわゆるカラースクールというよりは、アートとカラーを読み解いて心を癒していくことが主体の学校です。

 

当時学校見学会を開催していて、(今もやっているのかしら?)

どうやらぬりえを体験できるらしいということで興味を持ち、

また色彩学校とはどんなものだろうと気になって学校のある青山まで行きました。

早速、ぬりえ体験!「オーラぬりえ」と「味覚と感情」いう絵柄のぬりえを体験することに…。

もう当時塗ったものは手元にはありませんが、覚えているのは色鉛筆で塗ったこと。

2枚とも色が極端に薄く塗られていて、(いわゆる筆圧がない)

「オーラぬりえ」は確か茶色やオリーブ色という少々落ち着いた色合い、

「味覚と感情」は色こそきれいな色を使っていますが、1色でなく混色にして細かく塗っています。

今にして思えば、当時は相当疲れていたんでしょうね。力が入らないくらい。

そして、人に自分を見せたくなかったんでしょうね。細かくいろいろな色を塗って取り繕っている。ごまかしている。

(もちろんインストラクターさんはそんな指摘はしませんよ)

ものすごく興味はあったけど、当時は通学を見送ったのでした。

 

その1年後、やっぱり気になって…5回シリーズのワークショップへ通うことになります。

たしか「アトリエ自由自在」だったかな?(今もあるのかしら?)

ここでは思う存分表現をするワークショップでした。

ですが、私は3回通ったところで挫折をしました。

いや、1回目の授業ですでに挫折していた。周りの受講生が全員色彩学校の生徒だったから。

シェアをするのも色彩チャートに色を落とし込むのも、ひとり訳がわからない状態で完全に気後れしてしまった。

ものすごく場違いな場所に来てしまったと敷居が高く感じられて、そう最終的には「逃げた」んです。

 

でも面白いことに「逃げた」わりにはやっぱり気になる「色彩学校」。

さらに1年後、ふたたび説明会に行ったわけです。(全然懲りていない)

そこでアトリエの先生にばったり再会。(説明会のスピーカーでした)

しかも私の名前を覚えていてくださった。

これは正直嬉しかった。だってバックれた生徒ですもん。

で、ご縁があるのかな?と勝手に思い、その年の秋から通い始めることになりました。

 

最初は面白く感じられたんですけどね。私自身が内容を受け取れるキャパシティがなかった。

なんだかんだで結局当時の中級コースまで修了しました。(上級(講師)コースは行く気にはならなかったなー)

その後一応、ウチのサロンのメニューに入れたんですが正直微妙でしたね~

最終的にはメニューからはずすことになりました。

(その後は数秘&カラーの教材にぬりえがあり、それをセッションに活用しています。無駄にはしていないです)

なんだか色の勉強は中途半端になってしまったかな~という思いも残っています。

(スクール料金と授業内容が見合っているかとか、資格をとるに値する内容かどうかというのはここでは言及しません)

 

私は数年前まで「アート&セラピー色彩心理協会」の会員でしたが退会しました。

今はコース設定などかなり変更されていますので最新の情報は持っていません。

ご興味のある方は色彩学校のホームページをご覧ください。

色彩学校ハート&カラー)